投稿日:2022年3月18日
令和4年3月16日(水)、『相続に携わる人のための令和4年度税制改正』セミナーを行いました。
最終回となる今回は改正直前ですので、入手できた最新情報を織り交ぜ、改正が相続実務に与える影響を意識しながら解説しました。
令和4年度税制改正が迫力不足なのは、「税制改正大綱」の厚さ(ページ数)を見れば分かります。例年に比べ2~3割少ないのではないでしょうか。
しかし、改正される項目のややこしさは増している気がします。
特に、「住宅ローン控除」や「既存住宅改修工事に係る税額控除」等は、文字だけ見ても一度ではなかなか理解するのが難しい…。
皆さんの関心が高い贈与税について、今回はメスが入りませんでした。しかし、早くもネットや雑誌では「いよいよ来年大改正」的な特集が組まれています。
どうなるかは誰にも分かりませんが、きな臭い匂いがすることは確かですので、現時点で予想される方向性について示しました。
実は、税制改正よりも4月1日に施行される成年年齢の引き下げ(20歳→18歳)の方が相続実務に与える影響は大きいのではと感じています。
その辺りを含め、幅広い情報の提供に努めました。
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