投稿日:2022年4月4日
令和4年4月1日(金)、吉澤塾相続研究会会員限定の緊急特別セミナーをオンラインで行いました。
タイトルは、『最高裁へ行ってきた!』~国税庁の伝家の宝刀「総則6項」事案~
相続業界で注目の的となっている「(通称)札幌事案*」について、実際に最高裁の弁論を傍聴した感想から、今後の行方まで、じっくり深堀りして解説しました。
*(通称)札幌事案とは、高齢資産家が相続税対策として多額の借金によりマンション2棟を購入し、相続人がマンションを通達(路線価、固定資産税評価額等)による評価額で申告した所、国税が時価で評価するよう主張し争いとなった、いわゆる国税の伝家の宝刀「総則6項」が抜かれた事案のこと。
セミナーでは、
●下級審と最高裁の違い
●上告と上告受理申立ての違い
●奇跡の最高裁
●弁論の意味
●実際に弁論を傍聴した感想
●想定される4つのシナリオ
●この裁判が相続実務に与える影響
等について解説しました。
相続税対策して借金してアパート建築、マンション投資なんてよくある手法の一つに過ぎません。
そこに風穴があくのか、通達の適用について何らかの指針が示されるのか、最高裁がどこまで踏み込んで判断するのか、目が離せません。
最高裁の判決は4月19日(火)15:00です。
要注目ですよ!
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