投稿日:2023年5月11日
令和5年5月10日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<遺言・争族コース>』の第2回講義を行いました。
今回のタイトルは「遺留分」
特別講師として当社の顧問弁護士を招き、吉澤とのダブル講師で「遺留分」の実務について解説しました。
講義の形式は「事例→ワーキング→解説→事例→ワーキング→解説…」が延々と続く「事例千本ノック」方式。
遺留分の割合から対象財産、請求期限、財産の価額、生命保険との関係、具体的な計算例等、遺留分の実務についてしっかり理解して頂きました。
また、今回は遺留分を巡り争いとなり、調停となった事例を基に「模擬調停」も行いました。
受講者を「申立人」と「相手方」の2チームに分け、弁護士と僕が調停委員に扮し、互いに主張してもらい、どこかで折り合えないのか着地点を探ってもらうワーキングです。
相手の主張を直接聞くことができない中、どのような流れで自分達の主張を展開していくか、どこで折り合うのか、それとも突っぱねるのか、隠し玉はあるのか、あるとしたらそれを出すのはどの時点か等、戦い方や相手との駆け引きも体感して頂きました。
臨場感あふれるワーキングで大いに盛り上がりました。
講義修了後はいつもの居酒屋で懇親会「裏吉澤塾」。
フル回転させた脳ミソに麦酒が染みわたります。
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