投稿日:2023年11月15日
令和5年11月14日(火)、東京のマンション販売・管理会社であるグランヴァン株式会社様の社員勉強会で講師を務めました。
今回は『どうなる!?マンション評価の見直し』と題し、来年1月から見直されるマンションの相続税評価額について講義しました。
今回の勉強会は久し振りにリアル開催でした。ここ数年、コロナの影響によりオンライン開催が続いていましたので、画面越しとは異なり新鮮でした。
グランヴァン様はマンションの販売・管理の会社ですし、手掛けている物件のほとんどは都心部ですから、今回の改正(財産評価基本通達の改正)はモロに影響を受けます。
いくつか物件をピックアップして試算した所、令和6年の評価は令和5年に比べ平均すると約2倍程度上がっていました。2.5倍の物件もありました。
マンション投資を行う方の目的が皆相続税対策ではありませんが、もし税効果を期待して取得しているのであれば、早目に正しい情報を顧客に提供する必要があります。
言いにくいことこそ早く伝える。営業の基本です。
評価額が上がると言っても、時価の6割に引き上げられるだけですから、今までの3割、4割と比較すると「高くなったな…」と感じてしまいますが、時価の6割であると明確に定まったとを考えれば、まだまだマンション投資は相続税対策として色褪せていません。
受け止め方の問題ですね。
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