投稿日:2025年10月10日
令和7年10月8日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<小規模宅地等の特例コース>』の第7回追加講義を行いました。
当初は先月の第6回講義で終了となる予定でしたが、消化できなかったページがたくさんあったため、希望者を募り任意参加の形式で追加講義を行うことになったものです。
今回は、東京会場とオンライン同時配信のハイブリッド開催。
会場で受講した方が理解は深まると思いますが、時間の都合や物理的・経済的な負担もありますので、今回は専門のスタッフにお願いしZOOMを利用したオンライン同時配信でも受講可能な体制を組みました。
講義の中心は「配偶者居住権」と「相談事例」
実は配偶者居住権が現場で登場することはほとんどありません。使いにくいのはもちろんですが、余程の事情がない限り使う必要がないからです。
だからといって「配偶者居住権についてはよく分からない」ではコンサル失格です。「なぜ活用しない方がいいのか」についてしっかり説明できて初めて専門家といえるのです。
そこで、配偶者居住権(利用権)と負担付所有権における小宅の考え方や適否について解説しました。
「相談事例」はなかなかのレベルで盛り上がりました。
実際の相談では教科書通りの事例は出てきません。
半年間学んだ机上の知識を相続の現場でどう活用するか、いつ・どこで・どの引き出しを開けるのか、いかに実務が重要か理解してもらえたと思います。
講義修了後、前回欠席だった参加者へ修了証を授与しました。
〆は懇親会「裏吉澤塾」
これで本当に終了です。
「半年+1月」お疲れ様でした!
来年4月からは『吉澤塾<不動産の苦手克服コース>』を開催します。
相続に携わる以上不動産の知識は必須です。
しかし「不動産はどうも苦手…」の人が多いのが現実です。
業として不動産に携わっている人であっても、売買や賃貸・建築に必要な知識と相続不動産に必要な知識は違います。
そこで、半年かけて、相続不動産に必要な基礎知識から応用編まで「ここを押さえておけば相続不動産は大丈夫」といえるレベルまで引き上げることを目的とした研修を行うことにしました。
不動産を苦手としている税理士や司法書士、行政書士といった各士業の方、生命保険やFPの方、一つ上の相続不動産スキルを身につけたい不動産関係の方、是非この機会にご参加下さい。
詳細及び申込みはこちら
2015.12.14
2025.5.17
2025.10.1
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