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投稿日:2025年5月14日
令和6年から隔月で連載を担当している、全国の信用組合職員の方向けの機関紙「しんくみ」の【事例で学ぶ!「失敗しない相続対策」~しんくみ職員がおさえておきたいポイント~】。
第6回目となる2025年5月号(2025年5月10日発売)では、「相続は「0」か「100」か」と題し、相続は「全て相続するか」或いは「何も相続しないか」しか選択肢がない制度であることについて解説しました。
お金、有価証券、都市部の不動産等は「もらって嬉しい財産」ですが、借金、連帯保証人の地位、田舎の山林や田畑等は「もらいたくない財産」です。
相続は、「お金はもらうけど、借金は引き継がない」「自宅は相続するけど、田畑はいらない」等のように、欲しい財産だけ相続できるような都合の良い制度ではありません。
そのため、相続財産に「もらいたくない財産」が含まれている場合、遺産分割が難しくなります。
また、「もらいたくない財産」を相続する人が決まったとしても、どこかで処理しなければその後もずっと問題が継続します。
親が元気なうちに「どうすべきか」「今できることはないか」等について、家族で話し合っておきましょう。
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