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投稿日:2025年9月11日
令和6年から隔月で連載を担当している、全国の信用組合職員の方向けの機関紙「しんくみ」の【事例で学ぶ!「失敗しない相続対策」~しんくみ職員がおさえておきたいポイント~】。
第8回目となる2025年9月号(2025年9月10日発売)では、『養子縁組の落し穴、孫養子には要注意!』と題し、相続対策として未成年の孫を養子に迎えて事で生じたトラブル事例を基に、養子縁組の注意点について解説しました。
相続対策の一環として、相続人の数を増やすことを目的として養子を迎える方がいます。特に多いのが孫を養子に迎える「孫養子」ではないでしょうか。
確かに、養子を迎えると相続人の数が増えることにより相続税の基礎控除額や生命保険金や死亡退職金の非課税枠が増えることから相続税対策になりますし、世代を飛ばして相続させることができる等メリットがありますが、果たしていいことだらけなんでしょうか?
実は、登場人物の増加に伴う争族のリスクはもちろん、養子が未成年者、障がい者、認知症、といった家庭裁判所関与の問題、その他養子が遠隔地や海外居住等、気を付けなければいけないことがたくさんあるのです。
今回取り上げた事例は、未成年者である孫を養子に迎えたことで生じたトラブルですが、メリットの裏にはデメリットもああります。
両方を理解のうえ取り組むようにしましょう。
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