投稿日:2016年5月26日
「相続」が「争族」になりかけ、更に「争続」になるような雰囲気が漂う状況で、相続人から出る言葉。
『私が苦労していること皆知っていますから、きっと最後は理解してくれます』
その「希望的観測」、残念ですが「希望的観測」で終わるでしょうね。
理解していないから「争族」になるのであって、貴方の苦労や努力は、貴方が思っているほど凄いことだと思われていませんよ。
見せる努力をしましたか?
日本人の美徳として「見せない努力」がもてはやされますが、それって場合によっては残念な結果をもたらします。
<何かにすがりたい気持ち>や、<自分を褒めたい気持ち>、<誰かがどこかで見てくれると信じる心>は分かりますが、相互理解がないから「争族」になるのであって、他の相続人から見たら「大したことやってないのに、もらうもんだけ貰って」と思われてますよ。
本当に苦労し、そのことを他の相続人に理解してもらいたいなら、誰もが納得する形、特に客観的に分かるような形で確実に証拠を残しておかないといけません。
「え!そこまでしないといけないの?」と言われそうですが、「はい、その通り」です。
だって、そこまでしないといけない家庭なんですから。
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