投稿日:2017年6月5日
「良い税理士を紹介して欲しい」と頼まれることがあります。
確かに僕は何人も税理士を知っています。
が、紹介しません。
だって、当社は人材紹介業じゃありませんから。
僕にとって良い税理士であっても、必ずしもその人にとって良い税理士かどうかは分かりません。
そもそも「良い税理士」ってどういう意味ですか?
報酬が安い?
人柄が良い?
フットワークが良い?
知識や経験が豊富?
知名度が高い?
女性?男性?
若手?中年?お爺ちゃん?お婆ちゃん?
イケメン?
(もちろんその全部を兼ね備えていれば間違いなく「良い税理士」なんでしょうけど…。)
相談者と税理士の関係でキーになるのは<相性>です。
几帳面な人に、「任せてくれれば大丈夫ですよ」的な大雑把税理士がついてしまうと不幸です。
お任せ楽々パックを期待している人に、指示待ち税理士がつくと不幸です。
専門知識よりも優しさが大事な人に、税金を安くしてくれるけど強面の税理士がつくと不幸です。
同じ理由で、税理士だけじゃなく、弁護士も不動産鑑定士も司法書士も、原則として紹介しません。
当社が士業を紹介するのは、僕が関与している案件だけです。
僕が関与している案件は、必要に応じて、必要な士業を紹介します。
士業を紹介した後も、僕は関与します。
だって、僕が受託している案件ですから、僕がコントロールタワーです。
もし僕が必要ないなら、税理士紹介まで進みません。
そもそも、僕が組んでいる士業の多くは、一見さんお断りの方がほとんどです。
「僕が関与していない先=一見さん」ですから、仮に紹介したとしても断られてしまいます。
僕が関与している先であることが僕と組んでいるパートナー士業との紹介ルールになっています。
と言う訳で、当社は人材紹介業ではありませんので、ご理解下さい<m(__)m>
© 2014-2024 YOSHIZAWA INHERITANCE OFFICE