ブログ「相続の現場から」

お知らせ【訃報】

投稿日:2019年12月26日

年内の仕事がすべて終わりましたので、ご報告させて頂きます。

 

私事で大変恐縮ですが、今月6日(金)に父が永眠しました。

享年80歳でした。

 

父の死は、家族にとってまったく予期せぬ出来事でした。

話すと長くなるので詳細は割愛させて頂きますが、簡単に説明すると「本人も家族も死を想像しない簡単な手術をしたらそのまま帰らぬ人となってしまった」と言うことです。

 

医療ミス云々の話しもありますが、家族の総意として、それをしても父が生き返る訳ではなく、元々身体のアチコチが悪かったので遅かれ早かれ近い将来このような日が来たであろうことから、このまま静かに父をおくることにしました。

 

突然の出来事で、家族は皆まだ現実を受け入れられずにいます。

精神的に落ち着くには、少し時間がかかりそうです。

 

6日()明け方、病院からの緊急連絡を受け駆けつけた時、既に父には意識がなく、心臓マッサージと血圧を上げる薬で“生かされた”状態でした。次の延命措置を断り、午前中にそのまま静かに息を引き取りました。誰にもお別れをすることなく、どこに何があるかも教えず、退院したら元気になって九州一周することを夢見たまま死亡してしまいました。

 

その日は大手生命保険会社様の代理店研修でした。忙しい中、この日を楽しみに全国から駆け付けて下さっている代理店の皆さん、開催まで大変な苦労をされた主催者様に私事で迷惑をかける訳にはいきません。主催者様の一部の方にだけそっと打ち明け、さすがに夜の懇親会は断りましたが、そのまま講師として登壇しました。

 

研修は予定通り終えることができました。いつも通り事例で笑わせ、ボケまくり、相続発生をいじり…でも今回はきつかったです。「父が死亡したとしますよ」なんて言いながら参加者を笑わせている自分は「どこかおかしいんじゃないか」と思いながら話してました。

今回は自分の仕事と会社名を恨みました。

 

翌日は不動産会社の個別相談会、そのままZOOM勉強会、大阪で民法改正、吉澤塾、新潟で地銀様の行員研修、東京に戻り民法改正、吉澤塾9期会…と走り続け、逆にその忙しさが気分を紛らわせる結果となり、いつも通りの自分でいることができました。

 

皆様へのご報告が遅れたこと、大変申し訳なく思っております。

既に年賀状を出しまっている方もいらっしゃると思います。

深くお詫び申し上げます。

 

最後に、私は相続について慣れてる方だと思いますが、父の相続手続きに着手した感想は、

「どこに何があるか分かんねー!」

「面倒くせー!」

「ややこしー!」

です。

 

「親孝行、したい時に親はなし」

 

オヤジ、今までお疲れさん!

僕を一人前に育ててくれてありがとう!

色々生意気なこと言ってごめん!

でも、どれだけ頑張ってもオヤジを超すの、無理だわ!

すげーよ、オヤジ、敵わないや。

 

あの世で釣りして、競馬やって、タバコ吸って、酒飲んで、車運転して、誰にも束縛されず、自由に楽しく暮らしてくれ!

 

またな!

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