投稿日:2017年7月29日
不動産会社の方は、
●借金してマンション投資しておけば、万が一があっても(団信があるので無借金のマンションを残すことが出来)遺族の生活を支えることが出来ます
●賃貸物件があれば、(所得補償保険的に)残された遺族が豊かに暮らすことが出来ます
と、相続対策と老後の生活設計のために不動産投資を勧めます。
一方、生命保険を取り扱っている方は、
●万が一があった場合、一番必要なお金(まとまった資金)が入るので安心です
●死亡以外にも、病気や介護等、幅広く対応することが出来ます
と、相続対策と老後の生活設計のために生命保険を勧めます。
どちらも正解ですし、不正解かもしれません。
と言うのも、不動産会社の方は不動産を売買したり建てたりすることが業であり、そこにキャッシュポイントがある以上それを勧める以外に稼ぐ術がないからです。
一方、保険会社や代理店の方も、生命保険という商品を販売することで生業を立てている以上最終的な落とし処を保険販売に落とし込まざるを得ない立場に立っています。
正しいとか間違っているとか、どちらが有利か不利かは議論するつもりありません。
所詮「剣道VS柔道、どちらが強いですか?」のような比較であり、土俵やルールが違う種目で優劣を競い合っても仕方がないからです。
不動産や生命保険に限らず、銀行や証券会社、士業にだって営利企業(事業者)としての最終的な目的(=稼ぐこと)がありますから、
<そこに相談する=バックエンド商品に誘導される>
ことを踏まえた上で相談する必要があるでしょう。
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