投稿日：2024年6月21日
令和6年6月18日（火）～19日（水）、相続実務研修『吉澤塾＜上級コース2024＞』の第3回及び第4回の講義を行いました。
今回は会場を大阪に移し、中小法人のコンサル業務に特化し活躍している税理士をゲスト講師としてお招きし、2日間に渡り「持株会社の実務」について解説して頂きました。
『ホールディングスに強くなる！』
（初日）～株価・時価の基本からホールディングス化まで～
（2日目）～ホールディングス化の事例～
ここ数年、中小法人や同族会社から「持株会社（ホールディングス、以下「HD」といいます）にしたらどうかと提案を受けているのですが…」と相談されるケースが増えています。
提案してくるのは銀行が多く、証券会社やコンサル会社、会計事務所等が提案してくる場合もあります。
本当にHD化が必要でしょうか？
メリットはあるのでしょうか？
なんで銀行はHD化を勧めてくるのでしょうか？
それについて回答するためには、中小法人の株価、時価、相続税評価額の仕組み等の基本を理解した上で、様々なスキームを学ぶ必要があります。
今回1泊2日としたのは、HDについて基礎から応用編まで体系立ててしっかりと解説したかったから。
初日の講義後はゲスト講師の税理士を交えての懇親会「裏吉澤塾」。
知恵熱でヒートアップした頭をクールダウンして頂きました。
2日目は事例中心。実際にHD化した成功事例を紹介しました。
HD化の全てが悪い訳ではありませんんから。
来月は東京に戻り、当社顧問弁護士をゲスト講師としてお招きし「死亡退職金」「地主の相続」「地主のトラブル」「賃料・地代の滞納」について解説して頂きます。
講師の弁護士曰く「裁判官や弁護士向けのレベルです」だそうですので、楽しみです！
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