投稿日:2025年3月28日
令和7年3月24日(月)付の新聞に、『生活保護、過半が65歳以上~低年金の独居増える~年金改革の先送り響く』の記事がありました。
生活保護は必要な制度だと思っていますが、なんか心の底から納得できないんです。
この人に生活保護が必要なの…?と思うことがあるから。
記事の概略は次の通り。
生活保護受給者が、2000年度(平成12年度)の103万人から2023年度(令和5年度)の199万人へとほぼ倍増している。
生活保護受給者に占める65歳以上の高齢者の割合が53%と半数を超えている。
高齢受給者が増えた原因の一つは年金額が少ないことである。
特に独り暮らし(独居)の場合、家計が厳しくなりやすく、生活保護受給者である高齢者のうち単身者が80%を占める。
東京都における生活保護の額(月額)は、単身者で約13万円、2人世帯だと約18.7万円です。
これに対し、基礎年金の額(月額)は、約6.8万円。これは40年間、国民年金保険料を滞りなく支払った方の満額であり、少しでも国民年金保険料の未納があればもっと少なくなります。実際の受給平均月額は、男性約6万円、女性約5.5万円です。
一人で八百屋さんを営んできたおじいさんが受け取る年金は月額6.8万円。
二人で床屋さんを切り盛りしてきた夫婦が受け取る年金は月額13.6万円(=6.8万円×2人)。
40年間まじめに国民年金保険料を払い続けた結果もらえる金額です。
自宅を購入するため、住宅ローンの返済は大変だったと思います。
少ない年金なのに、病院へ行ったら医療費の自己負担があります。
年金の足しにと働くと、給与金額次第では年金が一部支給停止となってしまいます。
国民の義務を果たし、自らの足でしっかり歩いてきたのに、もらえる金額はこの程度なんです。
これに対し、若い時に遊び惚けて散財し計画性なく生きてきた高齢者が受け取る生活保護が単身で月額13万円(家賃込み)。
国民の義務である社会保険料(国民年金保険料や国保など)を支払わなくても貰えます。
これには家賃が含まれますので、無理して自宅を購入する必要はありません。
しかも、医療費の自己負担はありません(ただ)。
障がいや、母子家庭、病気など、セーフティネットとしての生活保護は必要だと思いますが、そうではない人もいる…。なんで遊び惚けていた人を支えなくてはいけないのか…。しかも裕福に…。
先日生活保護受給者にアパートを貸したオーナーさんと話した際、「ルールは守らない、勝手に猫を飼い始める、他の入居者とトラブルを起こす、生活に余裕があるためタクシーで病院へ行く、お金がかからないから薬をたくさんもらう等、助けてあげようと思う気持ちが全く起こらない」と言っていました。
今議論されている年金制度改正法案って論外ですよね。
だって、サラリーマンが支払ってきた厚生年金保険料の積立金を国民年金(基礎年金)の財源として充当する案なんですよ!
バカにするのもいい加減にして欲しい!
なんで真面目に働き、労使ともに高い厚生年金保険料を払い続け、ようやく年金が貰えると思ったら、計画性なく生きてきた高齢者を支えるから年金額を削りますっておかしいでしょ!
勘違いして欲しくないのですが生活保護の制度は必要です。
受給資格をしっかり審査して欲しいのです。
老後のことを考えず楽しく生きてきた高齢者に、真面目に生きてきた高齢者が受け取る年金額以上の生活保護をあげるのをやめて下さい。
「高齢になったから生活保護をお願いします」を安易に認めないで欲しい。
そのような方は…これ以上言うと炎上するからブログに書くのはやめときます。
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