投稿日:2025年4月16日
令和7年4月10日(木)付の新聞に、『中古マンション高所得でも夢幻~年収1000万円買えるエリア激減~23区、5年で6割高いに』の記事がありました。
都内のマンション価格が高騰を続け、しかも住宅ローンの金利も上昇局面にあることから、都内で自宅を持つのが夢となりつつあります。
「そんなことは分かってるよ」の話ではあるのですが、その実態を具体的な数字で示されると愕然とします。
世帯年収1000万円といったら、超はつかないまでもまあまあ高年収ですよね。しかし、記事によると、世帯年収1000万円では東京23区内に新築マンションを購入するのは無理だそうです。
年収が1000万円を超えれば、練馬区や葛飾区、江戸川区で購入できるとのこと。
中古マンションであれば、もう少しエリアが広がり、年収1000万円を超えれば葛飾区や江戸川区に加え、板橋区や北区等でも購入できるそうです。
東京23区といっても、人気や価格にはかなり幅があり、特に人気が高い都心5区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)でマンションを購入しようと思ったら、年収2000万円あってもギリギリ、余裕をもって暮らすためには年収2500万円~3000万円は欲しいですね。
しかし、凄い数字だなあ…。
結婚し、新築マンションで暮らすなんて、夢のまた夢…普通の稼ぎではとても叶えられません。
ところで、世帯年収って怖いですよね。夫1500万円+妻1000万円=世帯年収2500万円あるからと都内に高級マンションを購入しても、その後妻が出産~育児休暇、勤務先の業績悪化、リストラ等があったら…。
さらに離婚することになったら…。
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