投稿日:2025年8月8日
令和7年8月6日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<小規模宅地等の特例コース>』の第5回講義を行いました。
今回のテーマは「特定居住用宅地等③」
小規模宅地等の特例(通称「小宅」)のメインである「特定居住用宅地等」について徹底的に深堀しました。
まず最初は「生計一」の判断について。生計一か否かは小宅に限らず所得税等でもよく問題になる事項ですので、ここでしっかり理解しておく必要があります。
そして本日の講義の中心である「特定居住用宅地等」における「二世帯住宅」と「老人ホーム」について。
ここ数年法改正があり、以前と取扱いがガラっと変わっています。相当ややこしいです。区分登記と持分登記、居住用財産の範囲、介護保険等の関係等、細かい部分に注意しなければいけません。
そのため「これでもか!」と怒涛のケーススタディの連続でイメージを掴んで頂きました。
皆さんに聞いたら「今日が一番しんどかった…」とのことでした。
要件について、条文や通達を読み、解説を聞き、簡単な事例に当てはめると答え(小宅の可否)は簡単に導き出されます。
しかし、実際の具体的な事例に当てはめて考えると難易度がぐっと上がり、パニックに陥ります。
それが小宅なんです。
講義終了後は有志で懇親会「裏吉澤塾」
40℃の猛暑ですから、冷たいビールが美味しいwww
次回の第6回(9月10日(水))は最終回の予定だったのですが、あと1回でレジュメを消化することが困難なため、10月8日(水)に追加講義(第7回)を行うことにしました。
追加講義の参加は任意ですので、現場で必要な重要な部分は第6回に講義し、追加講義では「配偶者居住権」や「質疑応答の確認」等「知らなくても何とかなる、でも知っておいた方がいいよね」といった事項について講義する予定です。
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