投稿日:2025年8月11日
令和7年8月6日(水)付の新聞に、『就職早々に「億ション」購入~不動産高騰恐れる20代、負債は10倍』の記事がありました。
朝から衝撃的な記事が目に飛び込んできました。
おいおい、大丈夫か!?
記事によると、就職してすぐ(入社2年目等)の20代で億ションを購入する若者が増えているとのこと。
その背景には都心部における不動産価格が高騰し、今後さらに上がり続けることへの恐怖があるのだとか。
20代で億ションを購入した若者の声として
「家賃が高いため賃料を払うくらいなら購入した方が節約になる」
「住宅ローンを組んでも返済期間が40年だから返済が楽」
「すぐに含み益が生じるから資産形成としても良い」
等が紹介されています。
そうかもしれないけど、これって売主である不動産会社のセリフじゃないの?
それをそのまま信じているとしたら…危ないなあ。
記事にも書いてある通り、確かに20代の年収は増えつつありますが、都心部におけるマンション価格の高騰はその上を行っています。
しかも年収が右肩上がりで上昇し続ける保証はなく、これから金利は上がり、管理費等の維持管理コストも上がり、地価高騰の影響を受け固定資産税や都市計画税も上がっていきます。
本当によーく考えた結果なの?
僕の子が20代で「億ション買いたい」」と言ったら全力で阻止します!
早い段階で自宅を所有することは悪いことではありませんが、結婚するのかしないのか?子は生まれるのか?生まれるとしたら何人か?勤務先はずっと同じ場所か?等、今後どのような人生を歩むの分からない中でいきなり多額の負債を抱えるのはどうかと思います。
これから人口が急激に減少しておくことは確実で、現時点で既に住戸数は余りまくっているのだから、これから良さげな中古物件が出てくると思うけど…焦る必要ないと思うけどなあ。
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