ブログ「相続の現場から」

新聞の見方『出生最少33万9000人』

投稿日:2025年9月3日

令和7年8月30日(土)付の新聞に、『出生数最少33万9000人~1~6月3.1%減、ペースは鈍化~待機児童ピークの1割切る』の記事がありました。

 

賞味期限切れネタではありますが、やはり今後の日本を占う重要な指標ですから取り上げざるを得ません。

 

記事では、「今年1月~6月の出生数は、前年同期比▲3.1%の33万9280人だった。このペースが続くと、通年でも過去最少となる可能性が高い。」とあります。

 

 

そして、希望しても保育所などに入れない待機児童の数がピークだった2017年の2万6081人のから2254人まで1割未満に減った。」とあります。

 

 

僕はこの手の記事を読み、いつも政府取り組んでいる「異次元の少子化対策」おかしい感じています

 

待機児童の解消産後ケアの充実出産に係る経済的負担の軽減男性の育児休業取得促進児童手当の拡充高校の無償化年収の壁対応ひとり親世帯への支援ワークライフバランス…これ全て大事なことですし、やった方がいいことは間違いないのですが…

 

これやって子が産まれる???

 

これやって子が産まれると思っているなら相当頭が悪いです。

 

政府が行っているのは全部子が産まれた後に対する支援ばかりです。出産後のことが心配で産むのをためらっている人背中を後押しする効果はあるかもしれませんが、そもそも産まない人生を選ぶ若年層が増えていることこそ解決しなければいけないことなんじゃないの?

 

日本では婚姻しない限り産まれない文化があるのだから、「婚姻し家庭を持ちましょう」「その上で子どもを産みましょう」推し進めなければいけないはずです。

 

炎上覚悟で言います。

 

女性の社会進出を促し、婚姻しなくても生きていける世の中にした結果が今の少子化です。

 

どう逆立ちしても子は女性からしか産まれません。いくら頑張っても男からは生まれないんです。

 

女性が子を産まなくても生きていける世の中にしておいて、今さら少子化対策を何とかしないと…と騒いでもそうなるようにしたのはあなた達でしょ?

 

やっていることと、言っていること矛盾しています。

 

この問題に任せても結果は見えています。

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