投稿日:2024年7月12日
令和6年7月10日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<上級コース2024>』の第5回の講義を行いました。
今回は当社の顧問弁護士をゲスト講師としてお招きし、地主や中小法人が直面する争族トラブルについて解説して頂きました。
『地主及び中小法人の争族トラブル』
~死亡退職金、地主の相続、地主のトラブル、賃料・地代の滞納~
講義は、弁護士と吉澤のダブル講師、掛け合い方式で進めました。
取り上げたテーマは、
①死亡退職金と遺産分割
②死亡退職金は誰に支給される?
③「土地の無償返還に関する届出書」が提出されている土地が相続財産だった場合の時価と遺留分
④賃貸物件を所有する地主が直面するトラブル
⑤賃料及び地代の滞納があった場合の対応
等。
死亡退職金は遺産になるのか、ならないのか、特別受益に準じ相続分が調整される場合はあるのか等、レベルが高かったですね。
一番盛り上がったのは「模擬調停」
受講者を遺留分権利者と遺留分義務者に分け、弁護士と吉澤が調停委員となり、それぞれから主張を聞き、歩み寄りを促すワーキングは盛り上がりました。
相手方は調停委員に呼ばれるまで待合室で作戦会議。
講義後は懇親会「裏吉澤塾」
本に書いていないディープな講義で疲れた脳ミソに冷たいビールが染み渡ります。
来月は、当社の顧問税理士をゲスト講師にお招きし、「資産管理会社を活用した相続対策」について2日間に渡り解説して頂きます。
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