投稿日:2015年5月12日
「サブリース(又貸し、転貸、一括借り上げ)をお願いすれば、ずっと家賃は保障され、安定的に賃貸経営出来る」って勘違いしている方、多いですよね。
時々、「相続対策の一環として借金してアパートを建てたのだが、空室が増えたらサブリースをお願いしている会社から大幅な家賃の減額を求められた」と相談を受けることがあります。
サブリースは、
×家賃保証
○空室保証
です。
サブリース会社だって営利企業な訳ですから、赤字出してまでオーナーをずっと支えることなんてないのに、「家賃保証」がついていると勘違いしてしまうんでしょうね。
もしかしたら、契約当初に営業サイドから甘い言葉があったのかもしれませんが…。
年の経過とともに家賃が下がっていくのは当たり前の話です。
周辺に新しいアパートやマンションも建っていることでしょう。
未来永劫ずっと家賃が一定(もしくは上昇)、空室がゼロなんて、聞いたことありません。
相続対策としての不動産有効活用は「あり」ですし、管理運営の負担軽減等のためサブリースを活用するのも「あり」ですが、あくまでアパート経営は「事業」なんですから、将来を見据えた事業計画をしっかり立ててから取り組みましょうね。
「自分を守れるのは自分だけ」ですよ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150512-00010000-scafe-bus_all&p=1
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