投稿日:2015年8月26日
一昨日、平成27年8月24日(月)付の新聞記事について、思う所をまとめて綴ります。
【1】『孫に教育資金1兆円突破』
いわゆる「1,500万円までの教育資金の一括贈与」、制度が始まって2年強で14万5千件、1兆円突破ですって。
凄いですね~。
制度が出来た時は、「一体誰がこんな制度活用するの?」と思っていましたが、大成功ですね。
信託銀行の鼻息は相当荒いでしょうね。
「子育て世代の負担軽減」と考えれば良い話しでしょうが、背後に隠された“本当に売りたい商品”には乗ってないでしょうね?
まとめてお金をあげちゃったことで、かえって親子や祖父母と孫の関係が疎遠になっていませんか?
心配が尽きません。
【2】『証券、相続マネー取り込む』
大手証券会社がこぞって相続マネー取り込みのため、生保販売に力を入れているんだそうです。
確かに「相続人一人500万円まで」の非課税枠がありますからね。
証券会社に限らず、金融機関はどこも皆営利企業ですから、一番重要なのは「手数料収入」です。
「相続や就活セミナーの実施」、「相続コンサルタントの設置」等、お客様のためになることだったら大歓迎。
しかし、自分達の儲けのためだけの「手段」として相続マーケットを荒らすのであれば、全力でお客様を守りますよ!
【3】『「子供ほしくない」10%超』
厚生労働省が21歳~30歳の独身男女に行った調査で、男性の15.8%、女性の11.6%が「子供を希望しない」と回答したそうです。
主な理由として挙げられているのは、
●自由な時間が持てなくなる
●出費がかさむ
だそうです。
そう、確かに、子供がいると自由な時間はなくなるし、出費はかさむし、大変ですよ。
でもね、その大変さ、悪いものじゃないし、別の楽しみも沢山ありますよ。
子供が増えないと、将来の日本が心配です。
人口は減る一方、しかも高齢化に歯止めがかからない…建物ばかり建ててる場合じゃないんじゃないですか!!!
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