投稿日:2016年6月1日
あーあ、出ちゃいましたね。
本日付の新聞に『アパート空室率 急上昇』~首都圏 相続税対策で建設増え~の記事がありました。
誰もが皆「いつかそうなるよね」と思っていたことがデータとして出てしまいました。
要するに、「相続税大改正に伴いアパートの建設需要が盛り上がり、空室率が急速に悪化した」と言うことです。
ハウスメーカー等アパート開発業者は今後も人員を増強していくらしいので、この先更に状況悪化が加速しそうですね。
アパート建てたら20年も30年も、長期に渡って経営を続けていかなければなりません。
それを引き継ぐのは子供世代です。
この先人口が減っていくのが明らかなのですから、むやみやたらに建てればいいと言う話じゃありません。
アパート建築のすべてを否定する訳ではありませんが、「どこで」「どのような」建物を建てるのか、「次の世代を巻き込んだ議論がなされているのか」、きちんと整理検討した上で実行すべきでしょう。
結局リスクを背負い込むのはオーナー一族なんですから。
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