投稿日:2016年7月12日
現在相談に応じている相続事後処理案件、相続発生1年前の取引銀行における<1回100万円以上>の出金だけを合計したら、合計1億円になりました。
生活費や施設への支払い、その他で毎月100万円かかるのははっきりしたので、生活費等で1,200万円費消は明確。
遺族が「銀行に騙された」と主張している生命保険に3,000万円支払ったことも明確。
となると差額は約6,000万円。
遺族は、「ずっと、被相続人の指示通り現金を下ろしていた」と言ってますが、どこを探しても現金が見つかりません。
被相続人は何でも自分の思い通りにしないと気がすまない人だったそうです。
どこかに隠したのか?
特殊関係人でもいたのか?
騙されたのか?
遺族は皆「知らない」と言うし、隠すような人達でもないので、この状態で申告期限が到来してしまったら、「とにかく見つからないのは事実だからこのまま(出金1億円の足跡はあるが、6,000万円が行方不明として)申告し、<後は野となれ山となれ>にするしかないかな」と税理士と頭を抱えていた所、ひょんなことから自宅の色々な場所で100万円ずつ帯封された現金がザクザクと見つかりました。
まるで宝探し。
それも超リアル。
高齢だったお爺ちゃん、お金を抱えていないと不安だったんでしょうね。
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