投稿日:2019年1月10日
「相続・終活」と一括りにしてしまいがちですが、実はその守備範囲って幅広いですよね。
自分がどの分野に強いのか、どの分野に弱いのか、カテゴリーに沿って考えてみました。
●生前整理…ド素人です。何をどうしたら良いのか、まったく分かりません。
●お墓や葬儀…ほぼ素人です、何も語れません。
●エンディングノートを含めた終活…不得意分野です。
●老後の生活設計…教科書的な話しでしたら説明できますが、基本的に資産運用やライフプラン系は苦手です。
●死後の片付け…まったく分かりません。
●介護…あまり詳しくありません。
●財産管理・任意後見制度…相談に乗ってます。
●信託…制度は理解していますが、法的な解釈等に?があるので積極的に勧めていません。
●遺言…得意、自信ありです。
●相続対策…これは本業、得意です。
しかし、医者や医療法人はあまり自信がないので、積極的に関与しないようにしています。
また、大会社の組織再編、会社分割、M&A等な総合コンサルも、当社のような零細企業では無理なので手掛けていません。
更に、海外関係、例えば海外に財産がある、相続関係者が海外にいる等は、なるべく関与しないようにしています。
●相続発生・相続手続き…得意、自信ありです。
ややこしい事務手続きから争族といった法的な処理まで幅広く関与しています。
但し、名義変更等の事務代行業務は手掛けていません。
自分なりに見つめ直してみたら、「出来ること」と「出来ないこと」、「得意分野」と「不得意分野」、「積極関与」と「消極姿勢」が整理出来ました。
苦手分野・不得意科目が多いなあ…。
しかし、本業である「相続対策」と一口に言っても、贈与、養子縁組、自社株、保険、不動産…様々な方法があり、更にその中の例えば「不動産」一つをとっても、宅地、田畑、山林、空き家、原野、生産緑地、借地、底地、定期借地、大きい・小さい、接道、建築、投資、有効活用…色々です。
ですから、出来ないことは「出来ない」とはっきり言う勇気も必要ですね。
背伸びしてもお客様に迷惑をかけるだけですし、最終的に自分に返ってきますから。
医師に診療科目があるように、相続も得意分野や守備範囲を示した方がいいのかもしれないって思いました。
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