投稿日:2019年2月6日
平成31年2月5日(火)、東京で相続実務研修『吉澤塾8期』の第5回講義を行いました。
タイトルは「遺言」
「揉めないように遺言を書きましょう!」…よく聞かれるセリフです。
果たして、遺言を書いたら本当に揉めないのでしょうか?
遺言があったおかげで揉めなかった案件もあるでしょうから、その全てを否定するわけではありませんが、僕が携わった案件のほとんどは「遺言があっても揉めた」です。
だって、仲悪い兄弟が遺言があったおかげで仲良しになる訳ないじゃないですか。
一生懸命親を介護したのに、遺言で「(親の面倒を診なかった子と)均等に」なんて書いてあったら揉めるでしょ。
「付言に心情や背景が記載されていたら納得する」なんて、ほぼ都市伝説ですよ。
遺言が日の目を見るのは遺言者が死亡した後です。
遺言の効果は「揉めても手続きが進むこと」です。
間違いなく遺言は作成しておいた方が色々な面で無難です。
間違いなく、作成した方がいいでしょう。
現場で嫌と言うほど色々な場面を見てきた僕が遺言作成の際に考えることは「出ること出て、勝てるかどうか」です。
遺言者の遺志を実現できなければ意味がありませんから。
来週は<大阪>会場。
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