投稿日:2020年1月29日
昨年12月に父が死亡したため、現在、遺族の一人として相続手続きを行っています。
平日の日中一番自由に動ける母に、父が取引していた金融機関への事務連絡を頼んだところ、某信託銀行の財務コンサルタントの方から直々にお電話頂きました。
財務コンサルタント「もしもし、ご子息様ですか?私●●信託銀行▲▲支店で財務コンサルタントをしております■■と申します。この度は誠にご愁傷さまでした。お母様から伺ったのですが、複数の金融機関から残高証明書をお取りになられるそうですね。我々であれば全部の金融機関から皆様の代わりに残高証明書を取り寄せることができます。お母様はもちろん、ご子息様も相続についてはあまりご存じありませんよね?相続税というのがありまして、ある程度財産がおありになると税金がかかります。心配いりません。我々が税理士と一緒にきちんと処理しますから。ご自宅だって名義変更しなければいけません。これも我々が司法書士と一緒に手続きします。最終的に遺産分割協議書という書類を作成することになるのですが、それも我々が作成します。つまり、お母様はもちろん、ご子息様も自宅を一歩も出ることなく、気付いたら相続手続きが終わっている、こんな風にできるんです。簡単でしょ?いかがですか?お仕事も忙しいでしょうし、我々に全部任せて安心、にしませんか?もちろん費用は掛かります。最低50万円から、後は財産額に応じかかる計算になります。」
よーしゃべるな…。
僕「それって遺産整理業務のセールスですよね?」
財務コンサルタント「ご存知ですか?」
僕「聞いたことはある程度ですけどね。世間での評判があまり良くないみたいなのですが…」
財務コンサルタント「恐らく相続についてあまり知らない人が言ってるのではないでしょうか。その辺りを含め、一度将来のことを一緒に考えませんか?」
新規案件獲得に向け軍艦マーチ鳴りまくり!
相手がどんな人物か分からないのに、がんがんセールス!
話の途中色々と突っ込みたくなったのですが、あまり時間がなかったので、残念。
気の弱い人、何も知らない人、子が近くにいない人、頼れる親戚や知人がいない人…だったらその場で押し切られちゃったかも…ですね。
このネタ、少し引っ張りますm(__)m
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