投稿日:2022年8月18日
令和4年8月17日(水)、相続実務研修『吉澤塾<不動産コース>』の第5回講義を行いました。
今回のタイトルは「貸家・貸家建付地」
先日の最高裁判決(通称『札幌事件』)以降、「借金して賃貸物件取得」の相続対策スキームが注目を浴びていますが、現にアパートや賃貸マンションを保有している方は沢山いますし、相続税対策を考えた場合、不動産を避けて通ることはできません。
講義は、
●10室あるアパートのうち2室が空室だった場合の賃貸割合は?
●裁決・裁判例から見る一時的な空室の考え方
●アパートに隣接する駐車場の評価
●アパート建築中に相続が発生した場合
●サブリース契約の落し穴
●賃貸物件の贈与
等、実務に即した内容で構成しました。
また、「もう一つの総則6項事案」と言われる通称『横浜事件』についても取り上げ、
●何が問題だったのか
●どうすれば良かったのか
●事案の裏側に潜む銀行の暗躍
等について解説しました。
『札幌事件』については、今月大阪で、来月東京とオンラインで、それぞれセミナーを行います。
『最高裁判決から学ぶ、相続対策の留意点』~伝家の宝刀「総則6項」が抜かれる時~
【大阪】8月24日(水)14:00~16:30@西梅田、詳細及び申込みはこちら
【東京】9月7日(水)14:00~16:30@市ヶ谷、詳細及び申込みはこちら
【オンライン】9月7日(水)14:00~16:30(ZOOM同時配信)、詳細及び申込みはこちら
相続実務研修『吉澤塾』では、相続対策が“絵に描いた餅”とならないよう、本に書いていない実務をしっかり学び、お客様の立場に立ってコンサルティングできる「本物」を育成しています。
いよいよ来月は最終回の「借地」
借地の歴史、使用貸借と賃貸借、個人間と法人介在、入口・中間・出口等、ここでしか聞くことができないディープな世界をガッツリ堪能して頂く予定です。
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