投稿日:2023年5月10日
令和5年5月8日(月)、吉澤塾相続研究会<第48回ZOOM勉強会>を実施しました。
今回は、『令和5年度税制改正の気になる実務ポイント』と題し、令和5年度の税制改正で注目を集めた「相続時精算課税制度」や「空き家の特別控除」ついて、通常のセミナーではあまり触れない、詳細な解説、活用方法、注意点、落し穴等について解説しました。
勉強会で取り上げたテーマは次の通り。
①相続時精算課税制度の特別控除と基礎控除の非課税順序
②令和5年までに実施済みの相続時精算課税制度への遡及適用
③「贈与税の申告書」及び「相続時精算課税制度選択届出書」提出の整理
④相続時精算課税制度の基礎控除額
⑤暦年課税制度の贈与における相続前加算「100万円控除」の注意点
⑥暦年課税制度の贈与における相続前加算の具体例
⑦贈与税額控除の落し穴
⑧空き家の特別控除の「譲渡日」とは
税制改正の内容だけ知るのではなく、「どうしたら良いか」、「どうすべきか」、「何に気をつけなくてはいけないか」等、現場をイメージした上で深く理解しないとコンサルティングできません。
大事なお客様を守ると言うことは、そういうことです。
あまり本に書いていない話でしたので、目から鱗の塾生も多かったのではないでしょうか。
次回6月5日(月)の<第49回ZOOM勉強会>は、『老人ホームの入居一時金の相続』と題し、入居一時金は誰が相続するのか、またその場合の課税関係はどうなるのか、7つのパターンで考えてみたいと思います。
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