投稿日:2024年8月7日
令和6年8月5日(月)、吉澤塾相続研究会<第63回ZOOM勉強会>を実施しました。
今月のテーマは先月に続き「相続手続き」。
『相続手続きに強くなる!【下】』
先月の【上】は、
①相続開始
②通夜・葬儀関係
③自筆証書遺言の検認
④相続放棄と限定承認
⑤準確定申告
までを行いました。
今月の【下】は、
⑥遺産・債務の評価と確定
⑦遺産分割
⑧相続税の申告・納税
⑨名義変更等の諸手続き
について解説しました。
相続手続きで特に時間がかかり、かつ大変なのは「⑥遺産・債務の確定と評価」と「⑦遺産分割」の2つです。
何が遺産になるのか
民法上の遺産と税法上の遺産
評価額は適正か
が決まらないと話し合いができませんし、相続税の申告もできません。
更に、誰が、何を、どのように相続するかについて、相続人全員で話し合わなければいけません。
遺産分割は、相続人全員が合意すればどのような分割でもOKですが、言い換えると一人でも合意しない相続人がいたら遺産分割は成立しないのです。
出口を知っているからこそ「今何をすべきか」が助言できるのです。
来月の第64回は『特別寄与料の闇』と題し、民法改正により創設された特別寄与料について解説します。
© 2014-2024 YOSHIZAWA INHERITANCE OFFICE