投稿日:2024年10月22日
「生命保険を売りたいから、相続を学ぶ。」
「相続を学び、その結果として保険の販売につながる。」
どちらも似たような言葉に聞こえますが、実際は大きく異なります。
「相続を切り口に生命保険はこう売る」的な研修は目的が明確です。生命保険を販売するというゴール(目的)に向けて、保険販売に直結するテクニックを教えてくれます。募集人にとってありがたい話ですから、数字を作りたい募集人にとても人気があります。
しかし、そこで教わることは、保険販売と言うゴール(目的)に向けての道筋ですから、最初から答えが決まっています。
ですので、相談者が抱える問題に対する解決につながっていない可能性がありますし、仮につながっていたとしても生命保険以外にもっと良い解決方法があってもそれは実現しないことになります。
僕が相談者だったら、そのような人に相談したくありません。だって、「相続の相談に乗ります」と言っておきながら、一般の方よりは相続に詳しいことを盾に生命保険という商品を販売しているセールスマンですから。
相続実務研修『吉澤塾』は、「相続を切り口に生命保険はこう売る」的な内容は一切ありません。純粋に相続実務について詳しくなって頂き、相続で問題を抱えている人の相談に乗れる本物の相続コンサルタントを養成することだけを目的としています。
そこを勘違いし「難しい話はいいからもっと保険につながるテクニックを教えて下さい」と言ってくる方がいますが、そのような方は自然とフェードアウトしていきます。
また、自分のスキルと集客に自信がないため友達を作って群れたりつるんだりしている方がいますが、それでお客様が幸せになっているかと言ったら…僕はそう思いません。
今まで350名を超える塾生を見てきて、相続をしっかり学んでいる塾生はその成果が本業で発揮されていると感じます。
そもそも、僕は保険募集人を対象にした研修を行っているつもりはなく、結果的に半分以上の塾生が保険募集人なだけで、税理士、弁護士、社労士、司法書士、不動産鑑定士、行政書士といった士業から、不動産、建築、銀行、証券会社、FP会社、保険会社等まで、業種に関わらず、本気で相続に強くなりたいと希望する方を対象に実務を教えています。
10月から『吉澤塾16期』が始まりました。
楽しみでしかありません。
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