ブログ「相続の現場から」

令和7年の公示地価は爆上げ

投稿日:2025年3月21日

令和7年3月18日(火)、国土交通省から令和7年1月1日における公示地価発表されました。

 

全用途前年比2.7%上昇と、バブル崩壊後最高の爆上げとなりました。

 

 

関連する新聞記事はこちら

『地価上昇 海外マネーけん引~全国2.7%円安で投資7割増~23区商業地は11.8%』

『地価上昇の濃淡くっきり~三大都市圏7.1%、地方は1.6%~ビジネス・観光で二極化』

『公示地価~都内23区、下落地点なし~訪日客増で浅草けん引~都心5区、平均12%上昇』

 

 

なんか凄いことになってますね。

 

海外から見たら、円安低金利が続く日本の不動産投資先として魅力的なんだとか。他国に比べ割安感もあるとのこと。

 

このままだと気付いたら主要な土地は海外勢がおさえられ、災害などが生じた際大きな問題となるのでは…?なんて心配になってしまいます。

 

 

公示地価上昇しているということは、固定資産税評価額上がり路線価上がるということです。

 

固定資産税評価額3年毎見直しであり、次回見直し令和9年ですから、その時にどうなっているか分かりませんが、このまま上昇を続けていれば次回の評価額は爆上がり→固定資産税及び都市計画税の負担がきつい…となってしまうでしょう。

 

路線価毎年見直しされ、しかも公示地価の8掛け水準となるように設定されますので、間違いなく今年の路線価(7月1日発表)は公示地価とほぼ同じ割合で上昇すると考えて間違いありません。

 

 

ということは、土地持ち資産家が今年死亡すると大変…。

 

それだけ優良な資産を所有しているということではあるのですが、キャピタルゲイン狙い売ろうと思っている土地ではない場合、「もらうのは土地」「払うのはお金」ですから、財布の中は少し寂しくなってしまうかもしれませんね。

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