投稿日:2024年8月9日
令和6年8月6日(火)~7日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<上級コース2024>』の第6回・第7回の講義を行いました。
今回は当社の顧問税理士をゲスト講師としてお招きし、2日間に渡り、資産管理会社を活用した相続対策について講義して頂きました。
『不動産保有会社の相続税対策』
~付随する問題を含め税理士が解説~
今回ゲスト講師を務めて頂いた当社の顧問税理士と僕が初めて会ったのが平成14年。初仕事したのは平成15年ですので、かれこら20年を超える付き合いがあります。
数多くの相続案件を一緒に処理してきました。また、講師として100回を超える数のセミナーに登壇してきました。
僕は日本一相続実務に長けている税理士だと思い尊敬しています。ある意味僕の師匠でもあります。
僕とは「あ」「うん」の間柄ですから、お互い相手が何を言いたいのか、何を言わせたいのか、何も言わなくても分かる関係です。
メインの資料として市販の書籍を用い、要所要所でレジュメを使い解説しました。
●法人成りのメリ・デメ
●過大役員給与
●過大役員退職金
●行為計算の否認
●無償返還届と相当の地代
●民法上の借地と税法上の借地
3つの事案について、法人成りすべきか否かのワーキングも行いました。
正解のない問への挑戦は色々な意見が出て面白いですね。講師が想定しなかった意見も出て、こちらも勉強になりました。
初日の講義後にはゲスト講師の税理士にも参加して頂き、有志で懇親会「裏吉澤塾」。
ざっくばらんな意見交換は有益ですね。
いよいよ来月は最終回の第8回講義。
僕が講師を務め、自社株で総則6項が抜かれた事案、再転相続、取得価格が不明な不動産、代償金未交付事案等、ここでしか聞くことができないスペシャルな事例を取り上げ講義する予定です!
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