投稿日:2025年6月23日
僕は「群れたり」「つるんだり」する人達は、「実力がない」か「お客様がいない」か「その両方」か、だと思っています。
だって、実力があれば徒党を組む必要ありませんし、お客様に困らなければ皆で紹介し合う必要ありませんから。
これはどの業界にも言えることだと思っていて、僕が活動している相続業界でも同じです。
色々な団体(一般社団法人が多い)から「一緒にやりませんか」とお誘いを受けるのですが、一緒にやる意味がよく分からない…。
時々集まったり、情報交換し合ったり、たまに飲んだり・遊んだり、友達を作るのならいいのかもしれませんが、仕事を円滑に進め、余裕をもってお客様に向き合いたい僕にとっては余計な時間でしかありません。
特に、チームを組んでしまうと、仲間のこと(特に儲け)も意識しなければいけなくなるため、純粋にお客様だけを向いて仕事ができなくなってしまいます。
勘違いして欲しくないのですが、僕だって相続業務を進めるために、税理士、弁護士、司法書士、不動産鑑定士、不動産会社等と一緒に仕事をします。しかし、その人達を一つのチームだと思ったことはありませんし、その人達も自分がチームの一員だなんて思ってもいません。
案件に応じ、信頼できる士業等専門家の中から必要な専門家に声を掛け、一緒に問題を解決するだけです。
皆それぞれの専門分野について責任と誇りをもち、お客様を向いて真摯に業務に取り組みます。
お客様から「相続について相談したいのですが、どのような人がいいでしょうか?」と質問を受けた際、「群れたり、つるんだり、『チームを組んでワントップで解決します』的なサービスを売り文句にしている人達には気を付けたほうがいいですよ」と助言しています。
登場人物が増え、余計なお金と時間がかかり、専門分野の狭間(実はこれが重要!)にテキサスヒットが生まれ、無駄が多くなり、スムーズに事が運ばない可能性が高いので。
絶対にそうだとは言いません。
僕が知らないだけで、レベルの高いコントロールタワー的な人がきちんと仕切ってくれる団体もあるのかもしれません。
でも、依頼した後に実はそうじゃなかった…と気付いても後の祭りですから、だったら最初からそのような人達には相談しない方が無難じゃないかなあ…と思っています。
あくまで個人的な意見です。
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