本格的な高齢社会に突入し、年々お亡くなりになる方が増えています。お亡くなりになる方が増えれば増えるほど、トラブルや揉め事の数も増えていきます。しかも、平成27年1月1日からは相続税の基礎控除が大幅に引き下げられ、税金を心配する人も増えると予想されています。
『相続』が発生すると、相続人は、否応なしに、葬儀/所得税の精算/相続税の申告納税/遺産分割協議/生命保険の手続き/預貯金や有価証券の名義変更/不動産の相続登記/遊休地の処分/借金対応等々の手続きに巻き込まれてしまいます。しかも、決められた期間内に様々な手続きを完了させる必要があり、悲しみに暮れている遺族には大変辛い“作業”になります。更に、その手続きは慣れぬこと、専門知識が必要なことばかりです。
また、事前の『相続対策』も、現状把握/問題点の把握/解決策の策定・実行/定期的な検証等、将来の姿をイメージしながら知恵を絞っていく難しいコンサルティングです。
ある程度事前に準備しておくことは可能でしょう。しかし、いつ起こるか分からない相続について、完璧な備えなど存在しません。
「いつ」その時が訪れるのか、それは誰にも分からないのです。
そんな中、『相続』をビジネスチャンスと捉えた“自称プロ”が巷に溢れています。“自称プロ”は背後に隠された自分達の「商品」を売り込むべく、「相続税を安くします!」「揉めないように遺言を書きましょう!」「今の内に不動産を処分しましょう!」等々、甘い囁きとともに『相続』で困っている人達に近付いてきます。
そもそも、“プロ”かどうかは自分で言うことではなく、相談した人や周囲が決める(認める)ことです。あなたに近付いてきた人が“本物”かどうか、皆さんは見極める自信がありますか?
私は、『相続』に特化したコンサルタントとして、【答えを出す】をモットーに活動しています。【答えを出す】ことを心掛けている以上、相談に応じ何も助言出来なかった場合、一円も相談料を頂かないことにしています。
崖の上から「大丈夫ですか?」と声をかけるだけなら誰にでも出来ます。しかし、大事なことは、崖を下り、手を差し伸べ、背中に背負い、一緒に崖を上がっていくことです。私は、常に、崖の上から声を掛けるだけの人間にはなりたくないと思っています。
『相続』の相談に応じる上で一番重要なことは、“実務”です。机上の知識やテストの成績だけでは有効・有益な助言を行うことは難しく、実際に起こってしまった『争族(そうぞく)』は乗り切れません。物事を解決するためには、幅広い「知識・知恵」と豊富な「経験」に培われた“実務”能力が必要なのです。
私は税理士でもありませんし、弁護士でもありません。社労士資格を保有していますが、社労士業は行っておりません。不動産や保険の相談にも応じていますが、会社は宅建免許を取得しておらず、生命保険の代理店にもなっていません。
つまり、お客様の相談に乗り、コンサルティングする以外、当社には売るものが何もないのです。売るものがないから、100%相談者の方を向き、相談者の悩みを解決し、相談者の幸せだけを考えることが出来るのです。
もちろん、パートナーを組んでいる税理士や弁護士、司法書士、不動産鑑定士等は皆頼りになる存在である“本物”ですので、ご安心下さい。
投稿日:2024年11月22日
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