投稿日:2015年6月29日
平成27年6月27日(土)~28(日)、1泊2日の日程で、吉澤塾相続研究会の事例研修『集中事例特訓』を福岡で行いました。
タイトルの通り、合宿形式により、集中して相続事例に取り組む「実務研修」です。
用意した事案は3つ。
①一次相続で超争族~税務調査でドタバタ~本格的な二次相続対策
②正妻、内縁と認知済の子、遺言と生命保険でどう乗り切る?
③タワマン節税から考える租税回避行為
上記3つに加え、塾生から提供して頂いた今まさに取組中の福岡事案(借金、遺贈等、④とします)の4事案を取り上げました。
事案には相当濃淡があり、初日は4時間半をフルに①のみで費やし、アクセル全開。
「さあ、この状況でどう考える?」
「今何を思った?何を聞く?何がおかしかった?何が気になる?」
「そのためにどうするの?誰に?何を?いつ?どうやって?どうしてそう考えたの?」
その後の懇親会で飲んだお酒は、参加者の脳みその皺1本1本に染みわたったのではないでしょうか(笑)
二日目は、お酒の余韻に浸る暇なく、朝9:00~容赦することなく、いきなり本題へ。
②は3時間半、③は45分、④は45分、位。
「相談者の気持ちになってみて」
「敵対する相手だったら何する?どうやって対処する?」
たくさんの事例を幅広く勉強することも大切ですが、せっかく閉ざされた逃げ場のない(?)世界にどっぷり浸れるのですから、重めの事例を徹底的に縦に深掘りしていく研修にしました。
恐らく、ここまで徹底的に深掘りするような事例研修は他にないと思います。
資料作成から研修の組み立て、ワーキングの内容等、相当悩み、時間をかけて作り込みましたら。
アンケートを読んだ所、皆さん凄く喜んで下さったようです。
苦労した甲斐があった、報われた、と大変嬉しかったです。
しかも、ほとんどの方が「是非、次回も参加したい」と書いていました。
僕は「最初で最後の研修スタイルになるんだろうな、もう合宿形式はやめよう」と思っていましたが、
「次は沖縄にしよう」
「いや北海道でしょう」
「美味しいお店なら任せてくれ」
と、次回もやること前提に場所や懇親会会場の打合せに走る塾生が出る始末。
それ位研修中も声を張って欲しかったなあ(笑)
とりあえず、今は何も考えたくない…(笑)
少し静かに、そっとしといて下さい。
気力・体力が復活したら、落ち着いてよ~く考えてみますから。
参加して下さった皆さん、そして裏方として運営を支えて下さったトライマックス、どさくさに紛れて伝筆の練習をしようと思ってフルセットを持ち込んでいたIさん、皆さん有難うございました!
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