ブログ「相続の現場から」

今後の相続マーケット

投稿日:2015年10月16日

野村総研の試算によれば、

■ 日本の相続マーケットは年間46.4兆円(純資産ベース)

■ 今後、相続マーケットの規模は10年以上増加し続ける

■ 一時的なブームに終わった団塊世代の退職金マーケットと比べ、相続マーケットのインパクトは大きく、かつ長続きする

■ 大規模な地域間の資産移転が起きる(三大都市圏以外の地方圏から首都圏への相続資産の移転額は今度10年で36兆円に達する)

だそうです。

 

確かに、人口減少、人口構成比の推移等を考えると、「そうだろうな」と納得感がある数字です。

それにしても、強烈な数字ですね。

銀行や証券会社等の金融機関が首都圏にドンドン進出してきている理由が分かります。

 

今後、当社を含め、相続マーケットで仕事をしている会社(個人)は、「どこで」「どのような業務を」推進していくか、真剣に考えないと、「勝ち組」にも「負け組」にもなってしまいます。

借金してアパート建築、投資用マンション購入、資産管理会社設立、生命保険の活用…どれも相続対策として間違いじゃありませんが、<目先のことだけを考えて取り組むと、長い目で見たら失敗だった>…何てことになりかねません。

 

今後10年拡大し続けることを「良」と前向きにとらえるか、ライバルが増え続ける現状や、なんちゃって相続コンサル(自称「プロ」)が登場し続ける状態を「悪」と考えるか、悩ましい所です。

 

相続コンサルには、圧倒的な「知識」と「経験」が求められます。

一部分に偏った「知識」や、初歩的な相続相談の「経験」ではありません。

複雑で、思いもよらないような色々なパターンの相続案件に、肩までどっぷり浸かった「経験」が必要です。

 

当社はマイペース、周囲がどうであれ、(当社に)出来ることは限られているのですから、引き続き“駆け込み寺”を続けていきます。

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