相続スペシャリストのブログ

相続の現場から『悪いのは誰?』

投稿日:2016年7月1日

先日、ある相続案件で遺産分割協議が整い、何とか申告期限内に相続税を納税できることになりました。

その際の相続人との会話です。

 

相続人「(故)母が1,000万円で購入した投信ですが、相続発生時に700万円、今は500万円になっています。これ、解約しないと駄目ですか?」

当方「いや、その投信じゃなくても、別に納税資金があるなら無理に解約する必要ないですよ」

相談者「他の投信も似たように元本割れてるし、解約できない商品もあったりするので、解約しないと納税資金が厳しそうです」

当方「じゃあ解約するしかないですね」

相談者「でも、半分に減ってるんですよ」

当方「知ってますよ」

相談者「それでも解約しないといけないんですか」

当方「解約しろなんて言ってません。納税するのは貴女ですから、自分で考えて下さい」

相談者「なんで母は80過ぎてから投信なんか買ったんでしょうか?」

当方「分かりません」

相談者「母は1億円以上金融資産があったのだから、無理に投資する必要なんてなかったと思うんです。そのことを銀行の担当者に言ったら、『金融資産が1億円以上あるから投資余力がある、リスク許容度が高い』と、訳の分からない説明をされました。投資余力やリスク許容度って、投資したい人のためにある言葉でしょ。母は80になるまで定期預金しかやったことがないような人だったんです。おかしくないですか」

当方「おかしいですね。でも、買いたくなかったら買わなきゃいいだけの話しだと思いますが。それとも騙されたとか?」

相談者「私はそう思っていますが、銀行は『署名、捺印がどうのこうの』って言い訳し、取り合ってくれません」

当方「とにかく、相続税納税期限まであと2週間です。それまでに資金を作り納税して下さい」

相談者「なんで母は…」

 

あーあ。

最近この手の話し、多いなあ…。

 

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