ブログ「相続の現場から」

悪いのは銀行ではなく消費者です

投稿日:2016年11月14日

最近、「親が、銀行や証券会社に買わなくても良い投信や保険を契約させられた」と言う話をよく耳にします。

相続発生後の手続きにおいても、「何でお袋は85歳なのに、こんなややこしい投信買ったのでしょうか?」等質問を受けることが多くあります。

 

以前は、

「いくら自分達の手数料が大事だからと言って、口八丁手八丁で高齢者にリスク商品を売るのは会社の姿勢としていかがなものか」

「法律やルールさえ守っていれば何をしても良いのか」

と銀行や証券会社のスタンスを責めていましたが、最近はそう思わなくなりました。

 

そんな商品を買う方が悪い!

 

●嫌だったら買わなければ良いだけ

●分からない商品には手を出さなければ良いだけ

●不安だったら信頼できる第三者に相談してから手続すれば良いだけ

 

そうしなかったんだから、買った方が悪い。

 

もしそうじゃないなら、

「無理矢理印鑑をつくよう強要された」

「騙された」

「契約するまで帰らない、と居座られた」

「脅された」

「優越的地位の濫用だった」

等、別のステージで争えばいいじゃないですか。

 

銀行や証券会社の実態を知らなかった無知を理由に銀行や証券会社を悪者にするのは筋違いです。

ましてや、親を守れなかった自分の日頃の行いを棚に上げ、勘違いも甚だしい。

 

「銀行や証券会社はそう言う会社」だと言うこと、いい加減学びましょう。

 

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