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相続の現場から『贈与はそんなに甘くありませんよ』

投稿日:2017年8月27日

先日個別相談に乗ったお客様、「相続税対策」の相談でしたが、どうも税務調査・対税務署について考えが甘いようで…。

 

 

先方「母は昨年からボケはじめ、繰り返し何度も同じ話しをするし、言ったことをすぐ忘れてしまうので、年明けから施設に入所させました。既に90歳近いから仕方ないですね。会話が成立しないんですもん。」

 

当方「高齢ですし、事故や事件が心配ですので施設の方が安心かもしれませんね。」

 

先方「今回の相談ですが、母に万が一があった時、相続税を一銭も払いたいくないので、母の財産を基礎控除内に抑えておこうと思ってます。相続人や孫達に毎年110万円ずつ贈与していけば、数年で基礎控除内に収まる計画です。」

 

当方「え、お母様に判断能力あるのですか?先程のお話ですと、認知症が相当進んでいるとおっしゃってましたが…。お互いの意思がないと贈与が成立しませんよ。」

 

先方「いや~、大袈裟に言い過ぎました。母は足は悪いですが頭はしっかりしています。ちゃんと贈与の意味も理解しているし、『皆にあげたい』といつも言ってます。」

 

当方「会話が成立しないのに???相続税の調査で、施設職員から当時の状況を直接ヒアリングしたり、病院でカルテを確認したりすることもあるようです。」

 

先方「大丈夫ですよ。僕とは会話が成立しますから心配いりません。銀行にも僕が代理人である旨届出してますからお金は僕が動かせます。あ、先生もお忙しいでしょうから、僕はこれで失礼します。最後に一応確認しておきますが、先生って税務署の人じゃないですよね?」

 

当方「・・・・・」

 

 

突っ込み処満載の考え方ですね。

会話を読みながら色々と言いたいことがある方、多いと思います。

 

ま、好きにしてもらいましょう。

 

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