投稿日:2017年10月16日
先日、地元の社会福祉法人が運営する児童養護施設に寄付を行いました。
TVや新聞で子どもに対する虐待等のニュースを聞く度に、子を持つ一人の親として胸が締め付けられる思いがしていました。
子は親を選べません。
幼い子には、きちんと叱ってあげ、優しく抱きしめ、本気で愛してあげる大人が必要です。
自分に何が出来るのか、ずっと考えていました。
会社を経営し3年経ち、少しでも社会に貢献できることはないか、模索していました。
悩んだ結果、「そうだ、地元の子ども達に還元していこう」と思った次第です。
しかし、お金だけ出すのは、何か、“やらしい”…。
休日に一緒に遊んだり、ボランティアスタッフとして汗をかいたり、キャンプに連れて行ったりしてあげるのが良いのかもしれませんが、残念ながら今は難しい…。
タイガーマスク的にランドセルを買ったらどうか…でもランドセルより必要な物があるかもしれない…と、悶々としていました
しかし、頭で考えていても時間ばかり経過してしまうので、現実に目を向け、「まずは出来ることから始めよう」と、寄付することにしました。
株式会社吉澤相続事務所では、これからセミナーや研修等で講師を務める度に「1回1,000円」児童養護施設に寄付していきます。
昨年度は108回行いましたので、先日108,000円寄付させて頂きました。
大きな額ではありませんが、大事なのは「最初の一歩」を踏み出すことです。
まとめて寄付を受け付けている自治体もあるようですが、それだと「どこの」「誰に」「何に」寄付が使われているのか見えない気がして…。
クレジットカードで手軽に寄付できる制度もありますが、買い物しているようで嫌だ…。
と言うことで、自宅から一番近い地元の施設に直接寄付を持参し、子ども達のために使ってもらおう!の結論に至りました。
施設にいきなりメールした所、快く受けて下さいました。
お伺いした際も、丁寧に施設の案内や現状のお話を聞かせて下さいました。
何とか子ども達のためにと日夜頑張っている職員の皆様の姿を見て、目頭が熱くなりました。
「かわいそう」って思った時点で差別なんですね。
色々と問題を抱えながらも、子ども達は必死で今を生きています。
色々な障害について、一緒になって考えてあげる、力になってあげる、そんなサポートを続けていきたいと思いました。
本来、このようなことは好意としてこっそり行うべきことであり、ブログ等でアピールする話ではないこと、十分承知しています。
この記事を読み気分を害された方がいらっしゃいましたら、大変申し訳なく思います。
しかし、受講料としてお金を頂き、事業としてセミナーや研修の講師を務めておりますので、その頂いた受講料が(一部ですが)どのように使われているのか、皆様に知って頂きたかったのです。
少しでも【社会の宝】である子ども達のためになりますように。
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