投稿日:2017年11月2日
先日、ある会社の相続研修を行った際、話し終わって片付けをしていると一人の男性が近付いてきました。
年齢は60歳前後だと思います。
男性「さっきの話しなんだけど、2億とか3億とかだったらどうにでもなるけど、20億あるんだよね。どうしたらいい?」
吉澤「???何の話ですか?」
男性「相続だよ」
吉澤「相続の何ですか?」
男性「相続税だよ。相続って言ったら相続税に決まってるじゃない。」
吉澤「そうなんですか、知りませんでした(苦笑い)。相続税がどうかしたのですか?」
男性「払いたくないに決まっているじゃない。一銭も払いたくないんだって、その人が。」
吉澤「それだけの情報で何か言えると思いますか?」
男性「だって、吉澤さんなら知ってるでしょ。」
吉澤「仮に案が浮かんでいるとして、それ、教えないと駄目ですか?」
男性「・・・・・」
吉澤「それ、軽く答える話じゃないですよね。本人からの依頼なく、コンサル契約も結んでなく、言いますか?普通。そもそも紹介者がいない案件はやらないんで。百歩譲って今答えるとして、仮に今の相続税が4億円で、それをゼロに出来たら2億円請求しますけど答えていいですか?」
男性「・・・・・」
吉澤「相談は無料じゃないんで。相談に乗ることが自体が僕の仕事です。無料相談のボランティア団体じゃないので。」
男性「・・・・・」
まあ突っ込み処満載の会話です。
あ、節税コンサルに携わる際は、税理士と一緒に協働しますからね。
「税理士法違反」とか揚げ足を取る方が時々いらっしゃるので、一応言っておきます。
ちなみにその男性、(周囲の方によると)成績抜群、稼ぎまくってるんですって。
「自分は相続・事業承継に詳しい」と公言してるんだそうです。
敢えてこれ以上何も言いませんけどね…。
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