ブログ「相続の現場から」

相続の現場から『でも・だって星人』

投稿日:2019年2月12日

明らかに「相続が発生したら大変だろうな」とこちらが気付いて助言しても、当事者が事(こと)の重要性に気付かないこと、ありますよね?

 

その方は高齢女性です。

は数年前に死亡し、子はいません

その女性が死亡した場合の相続人はの2人です。

兄とは不仲で、数十年会っていません。兄が先に死亡した場合兄の子が代襲相続人になりますが、兄の子とは会ったことすらありません

姉は大病を患い、何度か入退院を繰り返しています。恐らく女性よりも先に亡くなるでしょう。姉の子は2人いますが、うち1人は障がい者です。姉も姉の子も女性とは遠く離れて暮らしています

女性自身も身体が弱く、先日も大きな手術を受け、数か月入院してました。

ちなみに、女性の財産は自宅と金融資産で億円あります。

 

この女性、絶対遺言書いておくべき人でしょ?

エンディングノートも書いておくべきでしょ?

 

僕は、万が一があったらどうなるか何が問題になるかどうすべきか、事細かく説明しました。

 

女性から「兄には何も渡したくない。姉の子に渡したい。皆が面倒にならないようにしてあげたい。」と言われたので、「であれば、今のうちに遺言を作成しておくべきです」と助言しました。

 

しかし、その後、女性に「そろそろいかがですか?」と促しても、まったく動きません。

その理由は、「体調が悪い」「元気がない」「忙しい」…。

 

「体調が悪いのは認めますが、だからこそ作業を急がないと!」

「でも、何か気力がわかなくて」

 

「元気がなくても、親族に迷惑を掛けたくないなら動かないと!」

「でも、ねえ」

 

「忙しいって、毎日家で本読んでるだけじゃないですか!」

「だって、読みたいんですもの」

 

女性は、僕の助言に「でも」「だって」で返す、いわゆる「でも・だって星人」なんです。

 

僕は、困っている人は助けますが、困っていない人を助ける余裕はありません。

コンサルはこちらから“押し売り”するものではありません。

 

何とかしてあげたい気持ちは山々なのですが…なかなか難しいですね。

 

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