投稿日:2019年12月18日
令和元年12月17日(火)、東京で「民法改正1日講座」を開催しました。
正式なタイトルは『民法(相続法)改正、完全版』
吉澤塾の塾生を中心に、北は宮城から南は熊本まで、定員を上回る盛況でした。
知れば知る程、今回の民法改正は実務に与える影響<大>ですね。
影響の大きさに優劣をつけるのは難しいですが、僕が現場目線で「やっかいだなあ」と思っているのは、
●遺留分侵害請求
●預貯金の仮払い制度
●特別寄与料
の3つですね。
「遺留分」がシンプルな金銭債権になったことは大歓迎なのですが、困る人も出てくるでしょうね。
「預貯金のい仮払い」は正直止めて欲しい…遺産分割をややこしくするだけです。
長男の嫁が「特別寄与料」を請求しなければいけない状況を考えると…寒いですね。
と言ったことを含め、昼食を挟みたっぷり6時間講義しました。
この日のために作り込んだレジュメ(フルカラー、80頁)は“お宝”です。
研修の後は有志で懇親会。
今年も残す所あと2週間。
頑張りましょう!
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