ブログ「相続の現場から」

売れてる人は商品を売ってない

投稿日:2020年9月28日

セミナー研修講師を務めていると、業界に関係なく色々な人達と知り合う機会に恵まれます。

 

その中には、年収が億単位レジェンドもいれば、これからの方もいます。

別に人を見て研修の内容を変える訳ではありませんし、売上UPのためのビジネス研修講師でもありませんので、そこは別にどうでもいいのですが、売れてる人には「ある共通のこと」があることに気付きました。それは…

 

「売れている人は商品を売っていない」

 

ここで言う売れてる人とは、<もの凄くお金を稼いでいる人>を指します。人よりちょっと良い暮らししているとか、年収がサラリーマンの上の方みたいまあまあ売れている人ではなく、鬼のように抜群にもの凄く売れている人のことです。

 

保険だろうが不動産だろうが士業だろうが、最終的には自身が抱えるバックエンド商品が売れて初めて“お金”が入ってくるのですから、どうしてもどこかのタイミングでセールスしてしまうのが常ですが、売れてる方は自分からセールスしないですね。商品紹介すらしないですね。お客様が抱える問題悩みに対する解決策を一緒に考え、必要に応じて専門家を紹介し、常に寄り添っているだけ。お客様から要望がなければ、自分からしつこく連絡したりせず、ある意味放置に近い状況にしている人もいます。どんな状況になっても、お客様からリクエストがない限り、自分からは売らないですね。

 

お金に余裕があるから無理しなくていいと言う心の余裕“好循環”を生むんでしょうね。

 

誤解があるといけないのですが、売れてる人がまったく何もしていない訳じゃないですよ。

特定の分野について徹底的に勉強したり誰にも負けないカテゴリーを持ったり真似できないスキームを作ったり人脈をコツコツ積み上げたり、そりゃ色々やってますよ。ただ黙って座ってるではありません。

 

「そうは言っても…」の気持ち、よく分かります。

 

でもやせ我慢も必要なんですよね。

 

機が熟していないのに刈り取りに行っちゃったり何度もしつこく追いかけたり一生懸命頑張っちゃったり…だって稼がないと生きてけないですもん。理想では食べてけません。

 

でも、敢えて言います。

 

売れてる人は売ってません。

 

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