投稿日:2021年11月25日
令和3年11月24日(水)、大手生命保険会社様の若手社員向け研修の第4回講義を行いました。
最終回となる今回は『1から学ぶ、路線価の見方』と題し、生命保険から遠く離れた土地等の評価について講義しました。
路線価について学んでも、明日から保険が売れるようになる訳ではありません。
と言うか、そもそも「こうやったら保険が売れる研修」なんて僕にはできませんし、「相続・事業承継を切り口に保険はこう取る」的な講義も行ったことはありません。
相続・事業承継をしっかり学べば、お客様の問題を解決していく過程で自然と本業に関係する場面が出てくるだけです。
そこに気づかない人は、恐らくどのような研修を受けても先行きは苦しいのではないでしょうか。
でも、路線価って本当に相続・事業承継に関係ないでしょうか?
自社株の評価が分からなければ対策の前提が成り立ちませんし、概算相続税が分からなければ納税資金が準備できません。
「資産税(相続税や贈与税のこと)に強い税理士=不動産に強い税理士」と言われるくらい、不動産は資産税の肝なんです。
これで全4回の研修がすべて終了しました。オンライン中心でしたので参加者と直接やりとりする機会がなく、互いの距離は一定のままでしたが、皆さん忙しい中真剣に受講して下さり充実した研修になりました。
是非、学んだ知識を現場で活かして下さい!
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