ブログ「相続の現場から」

講師はつらいよ(その6)

投稿日:2021年12月20日

以前、社員研修講師について相談を受けた時の話し。

 

先方から講師料見積もり依頼がありました。見積するためには色々と伺わなければいけません。

 

当方「研修会場はどちらですか?都内ですか?それとも地方ですか?」

先方「開催場所は決まっていません。」

当方「都内でしたら交通費はかかりませんが、地方の場合交通費がかかります。」

先方「場所は都内、大阪、東北色々選択肢がありまして…。」

当方「遠隔地の場合日当がかかります。前乗りですか?日帰りですか?宿泊の有無により日当額が異なります。宿泊するならホテル代もかかります。」

先方「じゃあ、日帰りでお願いします。」

当方「で、場所は?」

先方「・・・」

当方「研修時間は何時間ぐらいを想定していますか?」

先方「どれ位が適当でしょうか?」

当方「内容によるので何とも言えません。受講人数は何名ですか?」

先方「何名ぐらいが適当でしょうか?」

当方「内容によるので何とも言えません。」

先方「細かい話は見積もり金額を見てから考えようかと思ってまして。」

当方「ある程度条件をいただかないと見積もりできません。」

先方「いや、まだそこまで考えていなくて…いくら位なのかなと思ってだけなので…」

当方「講師料だけであればホームページに記載していますのでそちらをご覧下さい」

先方「いや、それでは上に申請書を出せないので…」

当方「ですから、条件を教えてくれないと見積もりのしようがありません。」

先方「・・・」

 

講師業も何かと大変なんです。

 

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