投稿日:2022年9月28日
令和4年9月22日(木)の新聞に、『独立系運用指南個人マネー流入~「長期視点」に指示~仕組み債依存は顧客離反』の記事がありました。
●IFAの「正社員型」は預かり資産に応じて賃金を得るスタイルのため、仕組債等のハイリスク商品は敬遠される
●IFAの「委託型」は株式や投信の売買実績に応じて収入を得るスタイルのため、仕組債等の手数料が高い商品を短期で転がすケースが多い
と書いてあります。
金融庁が安定的な資産形成に向かないとして仕組債の販売に警笛を鳴らしていますが、「既に仕組債で顧客に損を与えたIFAからは顧客が離れ、いつか淘汰されていく」とも書いてあります。
資産運用については素人なので難しい話は分かりませんが、もし僕がIFAを活用するなら絶対にセカンドオピニオンつけますね。
「正社員型」だろうが「委託型」だろうが、顧客の金融資産で手数料を得ている、いわゆる“他人のフンドシで相撲をとっている”人達ですから、口ではそれっぽいことを言っていても、本当に詳しいのか、実績があるのか、信じて良いのか、本心はどこにあるのかは分かりません。
「正社員型」は固定給だと言っても、業績に連動するインセンティブがありますので、得た手数料の額が年収に大きな影響を与えます。会社だって稼いでいない人に高い給与は払えませんから。
IFAですらそうなのですから、商品を販売することで生業(なりわい)を立てている銀行や証券会社に投資について相談するのって意味が分かりません。
だって、相談したら売られるに決まってるでしょ。
トヨタに「車とバイクどちらがいいと思いますか。そもそも車やバイクって必要ですか。」と聞きますか?聞いたら「車の方が安全で便利です。特にトヨタの車は最高です。●●と言う車種でしたら今月中にご用意できますよ。」と言われるに決まってるでしょ。それと同じです。
大事なお金を託すのですから、笑顔が素敵で口が上手な営業に騙されないようにしましょうね。
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