投稿日:2023年4月14日
令和5年4月12日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<遺言・争族コース>』の第1回講義を行いました。
タイトルは「遺言トラブル」
『吉澤塾』初の「遺言」と「争族」に特化したハイレベルな実務研修。半年かけて本物中の本物を育成します!
募集枠20名に対し、関東圏はもちろん、沖縄、福岡、岡山、兵庫、大阪、京都、愛知、岐阜、石川等全国から26名の申し込みがありました。参加者の職種も、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士、不動産、生命保険と様々。
結局、相続コンサルタントに必要なのは知識なんです。知らないことは助言できませんし、知らなければそもそも問題に気付きません。専門家と組めば問題を解決できると考えている時点で間違いです。お客様(相談者)を向いて仕事をすると言うことは、そう言うことなんです。
過去、様々なレベルに応じ、色々なテーマでセミナー・研修を行ってきましたが、間違いなくこれが「質」「量」ともに№1です。内容を見てもらった弁護士の先生から「これ、弁護士研修で実施するレベルですよね。」と言われました。
研修資料を作成するに当たり、何冊本を読み、ネットで調べ、判例を確認したことか。顧問弁護士や顧問税理士に質問した回数は数え切れません。
作成作業中、何度も「なんで僕はこんなに知らないんだろう…」と落ち込みました。お金をもらって人前で話すことを業とし、それなりに知っているつもりでしたが、このレベルだとまだまだですね。
知らないで携わることほど恐ろしいものはありません。そもそもお客様(相談者)に失礼です。
今回の研修の特徴は「事例→ワーキング→解説→事例→ワーキング→解説…」と、地獄の無限ループが延々と続くこと。「事例千本ノック」と呼んでいます。
正解のない問に挑戦し、何らかの“答え”を出さなければいけない以上、必要になるのは知識に裏付けされた「知恵」と「工夫」、そして現場力です。
現場で開かない引出しに意味はありません。
実務に強い本物を目指し、脳みそフル回転で取り組んで頂きました。
講義の後はお約束の懇親会「裏吉澤塾」。
疲れた頭と身体に美味しいお酒と料理が染みます。
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