投稿日:2023年6月7日
令和5年6月5日(月)、吉澤塾相続研究会<第49回ZOOM勉強会>を実施しました。
今回は、『老人ホームの入居一時金の相続』と題し、返還された入居一時金の未償却残分を相続人ではない孫が受領した場合の事例を基に、誰が相続すべきか、その場合の課税関係はどうなるのか、について解説しました。
最初のブレイクアウトルームは、特に何もヒントがない状態での話し合い。
孫がそのまま受領してもいいのか?それとも相続人が取得するのか?相続人ではない孫が取得した場合何税を払うのか?色入りな角度から自由に話し合って頂きました。
次のブレイクアウトルームは、こちらから7つの可能性を提示し、それらに照らし合わせ話し合って頂きました。
最後のブレイクアウトルームは、こちらから提示した7つの可能性の要件について説明した上で、再度話し合って頂きました。
そして最後は僕からの解説と結論。
税務署、国税不服審判所、裁判所、税理士の各意見が異なると言う珍しい非公開裁決からの引用でしたので、少し難しかったかもしれませんが、考え方についてしっかり学べたと思います。
次回は7月3日(月)、相続人不存在の被相続人から不動産を買い取れるのかどうかについて、実際に買取りを行った不動産会社に勤務する塾生をゲスト講師に招き解説します。
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