投稿日:2023年9月13日
令和5年9月11日(月)、吉澤塾相続研究会の会員限定で特別セミナーを行いました。
『どうなる⁉マンション評価の見直し』
~マンション節税は使えないのか?~
昨年の最高裁判決を機に盛り上がりを見せ、令和5年度税制改正でも明記された「マンション評価の見直し」。
年明けに有識者会議が開かれ、8月にはパブリックコメントが募集され、相続財産基本通達の改正概要が明らかになりました。
まだ正式に改正された訳ではなく、一部詳細が不明な部分もありますが、相続実務に大きな影響を与える重要な改正ですので、まずは塾生にその全容について解説しました。
講義形式はZOOMオンライン。
全国からたくさんの塾生の方が参加して下さいました。
最初に、きっかけとなった「(通称)札幌事件」をおさらいし、令和4年4月19日の最高裁判決を理解して頂きました。
その上で、
●何が問題なのか
●その問題をクリアするために国税庁がどのように考えたのか
●具体的にどのような改正(案)となっていのか
等について解説しました。
そして、いくつかのマンションをピックアップし計算した新旧試算結果を基に、
●改正前後の評価額の差
●相続税対策としてのマンション投資の考え方
●見直し案のポイント
●今後の注意点
等について解説しました。
通達が改正されるのは令和6年1月1日からですので、年明けの税制改正セミナー(『令和6年度税制改正セミナー』)でも取り上げる予定です。
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