投稿日:2024年7月10日
令和6年7月8日(月)、吉澤塾相続研究会<第62回ZOOM勉強会>を実施しました。
今月と来月は2回続けて「相続手続き」を取り上げました。
『相続手続きに強くなる!【上】』
資格なし、知名度なし、人脈なし、バックエンド商品なしの僕が相続業界で何とかなっている理由の一つに「相続発生後の手続きに長けていた」ことがあると思っています。
「実際に相続が発生したらどうなるのか」を知っているからこそ、「今何をしておくべきか」について助言できる。それが僕のアドバンテージだと考えています。
「机上の空論」ではない実務を知っていることは強味です。
机上の知識だけでは真に有益な助言はできません。机上の知識にプラスして経験を積み、現場で引き出しが開いて初めて専門家と言えるのです。
誤解があるといけないので敢えて言っておきますが、机上の知識はとても重要です。時々「相続業務に必要なのは知識ではない」ようなことを言っている人がいますが、その人はお客様ではなくお金を向いて仕事をしている人です。誰かにつなげば何とかなると思っているコンサルの名を借りたセールスマンです。本気で相談者を助けようと思っている人ではありません。
今回は【上】として、相続開始から準確定申告まで解説しました。
●必要書類とその入手方法
●必要書類の見方と注意点
●戸籍
●葬儀費用
●自筆証書遺言の検認手続き
●単純承認、相続放棄、限定承認
●準確定申告
本に書いていない実務満載です。
来月は【下】として、遺産の確定及び評価、遺産分割協議、相続税の申告及び納税、名義変更、税務調査等について解説します。
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